目次
リライタブルカードを使用してFileMakeと連携させた顧客管理
・リライタブルカードとは
・必要な機器
・FileMakerとの接続方法
・注意点
・まとめ
・必要な機器
・FileMakerとの接続方法
・注意点
・まとめ
リライタブルカードとは
リライタブルカードは、書き換えが可能なポイントカードをイメージしてもらうとわかりやすかもしれません。物によって違いますが印刷面の印刷可能部分は銀色だったら白かったり、その枠にはカラフな印刷されたデザインが印刷されていたります。裏面は銀色のカードです。このカードは書き込み回数に制限がありますが、印刷内容を変えて顧客に渡す事が可能なので会員カードや病院などで診察券として使用される時があります。それぞれ個人の予約など次回の内容を顧客に合わせて変える事が可能なので非常に便利なカードと言えます。
必要な機器
・FileMaker(Windows)
・リライトカードリダーライター機器
・プラグイン
・リライトカード
・リライトカードリダーライター機器
・プラグイン
・リライトカード
今回使用したリライトカードリダーライター機器としてTCP300Ⅱを使用しました。ここで一番重要なのは使用する機器でなく、FileMakerと接続するためのプラグインが存在するか否かが大問題となります。そのためプラグインが提供または販売されているかが重要な点です。そのため今回はrolan社が販売代理韓版をしているTCP300Ⅱをプラグインとセットで購入しました。直接担当者に確認はしてませんがホームページ上の表記ではセット販売のみになっているので、もし本体を持っていてプラグインのみが欲しい方は相談して見て下さい。
この機器は業務用として考えると値段は妥協かもしれませんが、個人で手軽に買うには少し高めです。この本体だけあれば良いのでなく、実際に使用するカードも必要なのでこの両者を合わせるとそこそこの値段いなります。
その為、実際に出来る事を確認してから購入したかったので、直接会社を訪れて質問やできる事を確認しに行きました。会社の所在地は横浜の桜木町の駅の近くでロイヤルパークホテルのほぼ前のビルになります。今回は旅行をかねてロイヤルパークホテルに宿泊して、アポイントを取ってら担当者に色々とお話を伺いました。
FileMakerにと連携させるのは、FileMaker上でデータベースとしての雛形文章を作成し、そこにデータを流し込む方法となります。文字は半角と全角。文字の高さも2梅(記憶では)と標準の高さを選択できます。
次に重要なPointとしては書き込むためのカードです。一般的な対応かーでも問題ないと思いますが、買取ロットが1,000枚単位が一般的なので、もし厚みや相性で使えないと大きな損失になるで相談したところでrolan社の方で作成していただける回答がいただけました。価格に関してはデザイン代5万とカードはロット枚数で変わるで1,000枚単位になりますが見積もりを出してもらいました。今回は3,000枚でお願いしました。カード代は一般的な値段と変わりませんがデザイン代分高くつきますが、確実に使える安心感を考えれば、業務用の使用の安定と安心代として考えれば妥当な値段と思われます。念のためデータはIllustrator形式でいつでも使えるようにいただくことは可能です。
デザインの理想はIllustratorのデータが欲しいとの事ですがPDFとかでも良いという事です。イメージ画像はできるだけ高解像度のものが欲しいとの事です。デザイの流れは、イメージ的な色のデザインを頂き、その中から自分の印象と合うものを選択して、その中にロゴやイメージを埋め込む方法をとりました。
今回の費用には裏面の印刷のデザインを入っているので、会社の営業時間や電話番号、注意点の印字デザインしていただけました。
今回のプラグインはWindowsようなのでMacでは使えません。そのため顧客に接するカウンターのパソコンはWindowsに制限されます。しかしこれはプラグインだけの問題なのでホストするサーバーはMacでも全く問題ありません(私の環境のホストはMacです)。
FileMakerとの接続方法
WindowsパソコンとTCP300ⅡはUSB接続です。プラグインのインストール方法方は説明書を通りに行えば問題なく動きますが、インストールにあたり工程が多いいので間違って飛ばしてインストールするとどこに問題があったのか探し出すのに時間がかかりますが、初心に戻り忠実にインストールすれば問題ありません。
このTCP300Ⅱはリードとライトができるので顧客IDをカードに書き込み読み込ませる事もできますので顧客のチェックインを行うことも可能です。
注意点
通常のプリンターと違い本体に内蔵されているフォントしか使用する事ができません。つまりバーコードを印刷して、そのバーコードをカードに印刷する事ができません(こちらの注意点を参照)。
メンテナンスとして何回も使用すると印刷ヘッドが汚れるので印刷ヘッドのクリーニングが必要です。印刷ヘッドをクリーニングしないでいると字が擦れてしまい読めなくなってしまいます。そのため定期的にクリーニングを必要とします。本体にもクリーリングキットが入ってしますが、くりニーング用の液体(純度75%以上のメタノール)がすぐになくなります。rolan社からも純正?のクリーニングキットも販売しています(複数のパターンの販売組み合わせがります)。
私の環境では顧客が1日に25〜40人位で1週間に2回はクリーニングが必要となります。クリーニングシートの消耗より、アルコールの消耗がかかり純度75%以上のアルコールとなると市販の安価なアールコールでは販売がないので専用のクリーニングキットに頼らないといけませんが、量が多いいタイプも販売されているので、そのタイプの購入をおすすめします。
まとめ
リライトカードを使用することによりリコール業務を最適化する事が可能となる。実際、私の環境ではリコールに葉書を用いて半年ごとのリコールをしていた。それに伴う費用は切手代と葉書印刷代がかかっていました。確かにリライトカード1枚は安いカードではありませんが、切手代と葉書印刷代を考えると1回リコールしてしてしまえばむしろリコール葉書よりリライトカードの方が安価になってしまう。ましてリコール間隔からずれて来られた顧客に関してはも一度、以前書いたリコール葉書をも一度探し出し整合性を取るのに大量の時間を消費する事となる。しかしリライトカードの導入により人為的なミスを軽減するだけでなく、コストの削減、時間の削減に大きく貢献します。導入コストはかかりますが、結果的に受けられるメリットの方が大きいです。
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